私が中学生時代の話。
中学時代、とある時期から霊感が強い方々とよく知り合うようになったんですが、その初期の頃の話になります。
私は当時、電車を用いて学校に登校していたのですが、学校の最寄り駅まで行くには、電車を1回乗り換えなくてはなりませんでした。
その日の最初に乗った電車は幸運にも空いていて、空席がありました。何故だかは忘れてしまいましたが、連日の疲れが溜まっていた私はその空席に座り、乗り換え駅までの短い時間を過ごしていました。
しかし、乗り換え駅へ電車が到着する少し前(1駅くらい前だったかと。)、急激に睡魔に襲われました。
学校は少々家から遠いことに加え、あまり朝に強くないこともあり、家を出るのはギリギリ。そのため、ここで寝過ごしたら、殆ど確実に遅刻してしまう…その為、頑張って眠気に耐えようとしました。しかし、どれだけ結局頑張ろうとも眠気には耐えられず。乗り換え駅手前(「まもなく〇〇」というアナウンスが入ったあたり)で遂に寝落ちました。
…のですけれど、寝落ちた瞬間、そこで頭に響く形で「…れ、…がんばれ」と聞こえてきたんです、どこからともなく。抑、頭の中に直接響いているので、場所なんてわかりやしませんけれど…
その声は、少年のような、少女のようなどっちつかずですが個人的には可愛らしく、心地の良い声でした。
可愛らしく悪意のないような声とはいえ、さすがに驚き、はっと電車内を見渡しました。あたりはまばらに座る人。凡そ、出勤前で朝からお疲れで半分寝ているお姉様やお兄様方。
どう考えても、私に話しかけられるような方は、近くにおらず。話しているような人もおらず。
兎も角、その声こおかげで私の意識は覚醒し、遅刻せず学校に向かうことが出来ました。
今でもその声には、とても感謝しています。
出席率が、高校に響くような形でしたので…
乱筆乱文、失礼いたしました。
蛇足です。
この後、この声について真相が知りたかっため、声が聞こえた当日、当時交流していた身の回りの霊感の強い人物の代表格である先輩と帰り際に出会い、その日の出来事を説明した後に「声の正体の一体誰だったのでしょうか」と尋ねてみました。
結果としてその声は、「私自身の守護霊のうちの1人の若い子」の声、若しくは「私が良く訪れていた駅の近くの神社の神様」の声ということに落ち着きました。前者の方が確率は高い、との事でしたが。
これを聞いて、ああ、なるほどなと思いました。
神様に関しては兎も角、詳細は省かせていただきますが、先輩と出会って以降浮遊霊はおいておいて、守護霊の方は存在をそこそこ(霊感の強い人と居る時のみ)認知するようになり間接的に話すようになっていたため、納得出来ました。
それ以外にも、先輩を始めとする様々な方々と出会うにつれ、多くの小さな不思議なできごと(所謂、心霊体験の類…かと。)が増えていったので、自分的にはかなり納得が行きました。
…まぁ、幻聴かもしれませんが、個人的には自分には見えない、何かの声だったと思っておきたいと思っています。
結局声の主がどちらかは今でもはっきりとはわかりませんが、どちらだったにせよ今も見守ってくれてると嬉しいな、と思っています。
これが私が経験した心霊体験の中では一番思い出に残っている体験です。
読んでくださった方、ありがとうございました。
心霊体験語り合おう
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