洒落怖スレまとめ

【怖い話】こぼれ話まとめ②【スレまとめ】

死ぬ程洒落にならない話集めてみない?PART3!

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67: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/07(水) 15:47

高校生の頃、俺のクラスにいつもいじめられているオタク風の根暗なデブ男がいた。
実を言うと俺もいじめていた1人だった。

そんなある日の昼休み。俺はあるプリントを5時限までにやらなくてはならず、
昼食を食べる間も惜しんで書き進めていた。
ふと気がつくと教室には4、5人の生徒がいるだけで、ほかの奴らは学食や屋上や中庭へ出ていた。
教室に残っていた生徒の1人が、その問題のデブな奴で、
弁当をまるで隠すようにコソコソと食べていた。

それを見ていた俺は、急に腹が立ってきて、奴の席に近寄って
「○○くん、何をそんなにコソコソ食べてるのかな? 俺は忙しくて食事をする暇もないよ」
と言うと、奴はあわてて弁当に蓋をした。
「おいおい、何も隠す事はないだろ。俺は今日は弁当持ってないから、良かったら俺にも分けてくれないか?」
と俺は何気なく奴の弁当に手を出した。
すると、奴は弁当にサッと覆い被さって、俺を睨んできた。
それを見た俺はカッとなって、
「おい、なんだよ、その態度は? だいたい人に見せられない弁当なら持ってくるなよ」
と言うと、奴はニヤリとこれまでに見せた事もないような笑みを浮かべて
「そんなに見たれば、みせてあげてもいいよ」
と言って弁当の蓋を空けた。

 

68: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/07(水) 15:48

俺は奴の態度にわずかな不審を抱きながらも、弁当の中を見た。
そこには何の変哲もないサンドイッチが入っていただけだった。
俺は安心して、
「なんだ、ただのサンドイッチじゃないか? 1つもらってもいいか?」
と返事も聞かずにサンドイッチを取って、奴がニヤニヤするのを横目に口にした。
すると、なんとも言えない味が口の中に広がり、俺はあわてて、トイレへ行き、口の中のものを吐き出した。
なんと、俺の吐き出したものの中には、もぞもぞと動く蛆虫がいたのだ。
俺がギョっとなって立ち尽くしていると、後ろから奴が近づいてきて、
「ほかの人たちには言わないほうがいいよ。どうせいつものいじめだと思われるから」
と嬉しそうに言いやがった。

その後俺はショックでしばらく学校を休んだが、ようやく出てきた時には、奴は一身上の都合とやらで転校した後だった。

果たしてあのサンドイッチを奴が食べていたのか、それともいつものいじめの仕返しだったのか、今だに判断がつかないでいる。

 

110: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/12(月) 06:29
幽霊がいるって信じてないんだけど、1度だけ不思議な経験をしたことがある。
今おもったら怖い経験なんだけど・・・。
四年前、神戸に住んでいた時、警備会社でアルバイトしてた。たいがい夜勤だったんだけど
お盆の日に、ある新築のマンションの玄関のオートロックがおかしいと電話があってそこに行ったんだ。
泥棒かなにか入ったのかな?と思って見てみると何の異常もない。
住民が言うには扉が勝手に開いたって言うんだ。それで、オートロックを作動させる機械の故障かな
とおもって調べてた。だけど異常が無いんだ。
電気会社を呼ぼうかと迷ってる時、俺のうしろで「バタン!!」って音がした。
振りかえると、オートロックじゃない扉が誰もいないのに開いた。
先輩もオレもびっくりしてると、今度は「ピッ、ピィ、ピィ」って機械音がしたんだ。
先輩が「おい見ろ!!」って言うから、オートロックの扉を見ると、
「302」って番号がでて、扉が開いたんだ。あん時は、寒気がしたよ。
本当に先輩とオレしかいなかったんだから・・・。
後日、「302」に誰が住んでいるのか気になった。
調べてみると誰も住んでいない・・・。
それから少したって、先輩が教えてくれたんだ。
前に「302」の部屋に住んでいた人がわかったって。
その人は震災でマンションが崩壊して亡くなったらしい・・・。
だからその人は、お盆の日に懐かしがって帰ってきたのかなぁと思う。

 

114: 名無しさん 2001/02/12(月) 14:14

ちょっと息抜きに・・・

ある日の夕方、運送屋が荷物を届けにきました。
その運送屋のトラックは見たこともない真っ白なトラックで、
会社名さえも書いてありませんでした。
真っ白な作業服を着た男から荷物を受け取り、ハンコを押したところで、
その名も知らない運送屋を不審に思い、思いきって聞いてみました。
「・・・あなた、ホントに運送屋?」

男は言いました。
「うん、そうや。」

怖かったけど、気持ちのよい夕暮れでした。

 

117: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/12(月) 17:30

叔母さんが東京で友達とアパート暮らししてた時の話し。
友達と服飾を目指し勉強中だった叔母は、友達とも毎日帰宅が深夜だった。
今では、珍しくなった木造で外側にカンカンと音が出る鉄の階段がついて、
叔母達は2階に住んでいた。

1階のすりガラスにはいつも お下げが見を結った若い女性が写り
料理作っていたり、動き廻っている姿を深夜に関わらず良く見ていたそうだ。

約1年半ほど経った頃、おば達の生活は相変わらず深夜帰宅で、
下にいる女性も直接会ったことは無かったが、
生活音・ガラスに映るシルエットで無事に暮らしていたようだ。

家賃をうっかり滞納したため、ある日大家が催促に来た。
世間話で、「1階にいる女性の話」をしたところ、
見る間に大家の顔色が青ざめ、家賃も忘れて、出ていったそうだ。
しばらくして大家が実情を話してくれたそうだ。
なんでも、不倫の末自殺した女性なのだそうだ。
もう何年も1階には人が住んでいないとのこと。

不倫開いては深夜に来ることが多かったので、
お下げの女性は深夜良く料理を作っていたそうだ。

不倫やっちゃあダメだよね。

 

118: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/13(火) 01:13

知り合いのおばあさんが体験した話。
そのおばあさんの家は旧家で、中庭があるらしいんですが、ある日なにげなく
部屋から窓の外を眺めていたら、着物を着た女の人が立っているのに気が付いた
そうです。その出で立ちは、現代風の綺麗な着物ではなく、明治期くらいの
女性が日常着ていたような感じの地味な着物で、髪型も古めかしい結い方。
その女性は庭の中をうろうろし、ふとおばあさんのいる部屋の窓に近寄って
きて覗き込み、しきりと部屋の様子を窺っていたとか。
そうしてしばらくすると、すぅと消えてしまったそうです。

恐くないけど、おばあさん自身はとても恐怖を覚えたそうです。

 

119: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/13(火) 13:28

僕の親友の小学校時分の話。

今から二十年も前のある日。
両親が共働きだった彼は、学校から帰ると
一人、居間でテレビを見ていた。
しばらくすると、玄関の引き戸が開く音がするので
母親が帰ってきたと思った彼は、驚かせてやろうと
居間の入口の引違い襖のそばにしゃがみ、足音がよく
聞こえるようにと襖に耳を押しつけて母親を待ちかまえた。
足音は玄関をあがり、板敷きの廊下を居間に向かって近づいてきて
彼が身を潜める襖の前にきた。
しかし、その足音は入口まできたものの、襖を開けようとしない。
おかしいと思った彼は外の様子をうかがおうと、
いっそう強く襖に耳を押しつけた。 すると

……ガリ……ガリ……ガリ…。

廊下の向こう側からゆっくりと爪で襖をひっかく音がする。
驚いた彼はしばらくその場で硬直したが
意を決して襖を開けると、ものすごい勢いで
廊下を玄関に向かって走るハイヒールの音だけがした。 そうだ。

その後彼は自宅で幾度と無く女の幽霊(?)に悩まされることになる。
作り込みいっさい無しのほんとの話。

 

120: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/13(火) 14:52

今から約2年ほど前に見つけたもので、とても好きな話。

92  投稿者:Rainman  投稿日:07月11日(日)21時50分28秒

十年ほど前の話です

姉が「ビデオを返してくる」と言ってウチを出ていったのは
夕方の6時半ごろでした。季節は冬の始まりぐらいで
もうだいぶ暗くなってきていました。

それから十分ほどたったでしょうか。
いきなり玄関の方で誰かが乱暴に扉を開けてはいってきました。
入ってきた人は号泣しています。
急いでいってみると、姉が顔面血まみれになって泣いていました。

取りあえず家に上げて、血を拭いてやり医者である父が傷を見て
「血は出てるがたいした傷じゃない」というのを聞いて一安心し
ようやく落ち着いてきた姉に何があったのか聞いてみました。

姉がウチを出てレンタルビデオ屋に行く街灯もほとんど無く
人通りも少なく舗装もされてない道をしばらく進むと、
道の真ん中に何かを見つけたそうです。
よくよく見てみると・・・・
それはこっちに背を向けてうずくまっている人で
どうやら中年の女の人だったそうです。
あたりには誰もおらず、道の真ん中でうずくまっているその人は
何か奇妙な感じがしたそうなのですが、姉は一応自転車を降りて
その人に「どうかしたんですか?」と話しかけたそうです。

すると、そのおばさんはいきなりすっくと立ち上がり
こちらを振り返るやいなやゲラゲラ笑いながら
石を投げてきたそうなのです。
その内の一個が姉の顔にあたり血が出てきたそうです。
姉は驚愕しつつも、「殺される!」と思いその場からダッシュで
逃げたそうですがおばさんはしばらく笑いながら
追っかけてきたそうです。

僕はその後自転車回収もかねて現場の偵察に行ったのですが
自転車があるだけで、そのあたりにはもう誰もいなかったですが
道路には血の跡がありました。

今でも忘れられないです

 

121: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/13(火) 23:18
>>120
そのおばはんってのは、分裂症の人なんぢゃないの?

 

154: 総帥 2001/02/16(金) 04:42

あの、私も昔に怖い(っつーより不思議?)な出来事を体験した事があるんですが
ここに書いちゃってもいいんですか?

なんか>>148さんの結果待ちみたいなんで、横入りもどーかなぁ?という感じ。

 

249: 243 2001/02/17(土) 04:19

北海道の知床の近く、××って町に友人と行った時のこと。
知床半島の岬を観光するにはその町からバスに乗る必要があったんだけど、
田舎なだけにバスが二時間、三時間に一本で、面倒臭くなって歩いたんだよね。
で、そしたら数時間かけて行った先で今日はフェリーの時間帯が変更されたから、
もう乗れないといわれてがっくり。
今度はバスにのって町に戻ったんだけど、疲れて気力もなく、その町の旅館にとまることにした。
その旅館は作りこそ昔風だが、結構綺麗に掃除もしてあったし、どことなく温かみの感じられるよさそうな所だった。
ただ一つ気になったのはいくらシーズンオフとは言え、客が自分達以外いないことだけ。
案内された和室で寛いで、これから風呂にでも入ろうか、と話していたその時、唐突に部屋の電気が消えた。
あれぇーと言ってパチパチ紐を引いてもつかない。
受け付けのお爺さん、おばさんを呼んだけど電球を替えても、明かりがつかない。
仕方なく、部屋を替える事にして、隣りの部屋に荷物を移して電気をつけた……、明りがつかない。
面倒くさいと思いながら、またその隣りの部屋に行って明りをつけようとしたら、そこも。
結局原因が分からないまま、その並びは全滅(7部屋ほどあった)
向かいの並びの部屋に行ったら電球がついてホッとした。
変だな~とは感じたが、きっとあまり電球の手入れをしてなかったのだろうと思って、
あまり気にしてなかった。(爺さんがつかなかった部屋の電球を回収した)
風呂はいかにもな旅館の風呂だったけど結構広くて、
夕飯は確か値段の割に内容が良かった気がする(火をつけて暖める鍋が出た)
夜の8時頃からTVでやってたオーソンウェルズのマクベスをジュースを飲みながらボッーと見て、
10時頃に寝た。

夜中の三時ごろだったか、ふと尿意で目が覚めて、廊下に出てトイレで用を足した時
戻ってくる時に、向かいの並びの部屋一列全てのドアの隙間から明りが漏れてることに気づいた。
寝ぼけた頭で、ああ、これでさびしくないなあ、と思いつつ、部屋に戻ってそのまま寝た。

オチもなにもないですが、翌日受け付けのおっさんに金を払ったときの様子でも、
客が自分達以外に来た様子は無かったです。
今書いてて気づいたけど、そういやお盆でした。

 

251: 243 2001/02/17(土) 04:21
盛り上げも何もなくてすいません。
マジで実話です。

 

356: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/19(月) 14:10

他板にこんなんあったよ。

389 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。投稿日:2001/01/21(日) 21:50
これは霊感の方かな・・・・
ある日登校したら、みんなにすごく不思議そうな顔された。
「おはよう」と言っても、「さっき言ったじゃん」と言われて。
私より数分前に、ものすごく顔色の悪い私が登校してきていて、みんな
挨拶済みだったらしい。先生とかも挨拶してて、「さっきスゴイ顔色
悪かったけど、治ったようだな」と顔覗き込まれて。
ゾッとした。
この場合、もう1人の私を見た人たちが集団幻覚でも見たのか・・・・

 

358: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/19(月) 15:10

べつに信じてもらわなくてもいいんですが
結構心霊には縁があります

長崎県S市出身なのですが、家の近くの崖の上に建っているビジネスホテルの
社員寮を見上げながら、小学生~中学時代登校していました。
ある日の夜、その寮の陰から焼け爛れた顔のおじさんやおばさんが
こっちをにらみつけているのに気づきました、数回見てしまい
怖いので親にも話したのですが、笑われて終わりでした。

高校生になり、少々冷静な判断も出来るようになると、あの頃は
思春期で、いろいろ不安定な面もあったのだろうなどと
大人ぶっていました。

ある日、その寮が火事を出し、2人の死者を出しました
寮は取り壊され、崖も機械で崩されたのですが
崖の中からコンクリートで固められた防空壕が出てきたのです

防空壕からは、頭巾をかぶった男女と思われる白骨が出てきました
大空襲で亡くなったあと、なぜかそのまま塗り固められたのですね
おじさん、おばさんはきっと出して欲しかったのでしょうね
人を2人も道連れにしてまで、なにか言いたい事でもあったのでしょうか?

でも、成仏はしてないようです。また見ちゃったんですよ、そ

 

362: 358 2001/02/19(月) 18:34

その人たちを・・・です

上司が急に来たもので、すみませんねえ

ちなみに、この場所はS市(といえばわかりますよね)
の体育文化舘のすぐ横です
いまも削られた崖に、防空壕のあとが残ってます
お近くの方は逝って見ては?

ほかにもいろいろ怖い経験ありますが、また・・・

 

367: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/19(月) 23:44

しゃれにならないほどの話ではありませんが・・・
嫁ぎ先のお家は色々いわくがあるお家だったので、そこでの体験をあれこれ。

その家のトイレは通に面しているし、(外からは中は見えないのですが)
結構人通りのある道なので遅くなっても歩いている人が居たりします。
だから、トイレに入ってると通に人がいるのがわかります。
だから、余り何も考えずにずっと用を済ましていましたが、
ある深夜、トイレに入ったとき表の通を人が歩いていくのが聞こえました。
ザッザッザッザッザッザッザッザッザッ
「あれ?こんな遅くにも歩いている人がいるんだ?」と、その時はそう思いました。
その時も余り深く考えずにトイレを出ましたが、その後、病気をしたこともあって、
夜中トイレに行くことが多くなりました。
その度に通を歩く人の音が聞こえることがわかったのです。
試しにお昼間も聞き耳を立てましたが、そういう音は全く聞こえません。
でも、私がその家を出るまで、夜中の音はずっと聞こえていました。

 

370: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/20(火) 00:41
先輩から聞いた話。
先輩が彼女と友達、友達の彼女の四人で自分の通ってた中学校へ
真夜中遊びに行ったそうです。
が、行った所で何する訳でもなく、ただ校庭の真ん中で座って
タバコを吹かして彼女と話をしていたそうです。
すると、校庭に置いてある先生達等が朝礼で上がる台の横に白い物が
動いてるのが目に入ったそうです。

 

371: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/20(火) 00:46

>>370 続き
犬かな?と思いながらも先輩は彼女を連れてその台の方へ近づいていきました。
台の横では白い物があちこちに跳ね回る様に動いていたそうです。
ある位置まで来たところで先輩は心臓が止まりそうになったそうです。
それは白い犬ではなく人間の足、それも膝から下だけが二本、校庭の隅で
ダンスをするかの様に踊っていたそうです。
先輩はあまりに恐ろしくてすぐに彼女を連れてそこから逃げたそうです。
その後は何事も無く無事ですが、二度と夜中にその学校には行かないと
言ってました。おわり。

 

404: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/20(火) 11:09

死ぬほど怖いってわけではないが、待ち時間を埋めるための小ネタってことで。
数年前、私の先輩のFさんから聞いた話です。

Fさんが、自分ちのすぐ近所に住んでいる従兄弟の家へ行った時のこと。
その日、従兄弟はいつになく沈んだ顔をしていたそうです。
上がって飯でも食べて行けという話になり、そのままずるずるとお酒を
飲み始めた頃、従兄弟がぽつりと話し始めました。
「一昨日、すげぇのが来たんだよ」
その夜は真夏にもかかわらず、わりあい涼しかったので、今日はゆっくり
眠れるだろうと思っていたところ、なかなか寝付けなかったんだそうです。
そのうち、遠くで赤ん坊の泣き声が聞こえたそうです。
もちろん近所に赤ん坊のいる家などありません。
次第に赤ん坊の声は近づいてきます。やばいと感じたものの、逃げることは
できませんでした。やがて、泣き声に混じって、ザッ、ザッ、っと畳の上を
這うような音まで聞こえはじめました。赤ん坊の声を右耳の側で聞いたその時、
仰向けに寝ていた従兄弟の胸の上にずしりとした重みが乗りかかりました。
怖くて目を開けることもできずにじっとしていると、すぐにその赤ん坊は
胸から降り、通り過ぎて行きました。その間もずっと泣き声は続いていたそうです。

Fさんは、一昨日通過したものが昨日は戻って来ていないのだからいいじゃないかと
従兄弟をなだめて、その夜は終わりました。――その夜は。
Fさんはまさか、従兄弟が聞いたそれを数日後に自分も聞くという羽目に陥るとは
思っていませんでしたから。

従兄弟の部屋とFさんの部屋は一直線上にあり、何日かがかりで這って来たようです。
その赤ん坊はFさんの家も通過して、どこかへ去ったらしいです。
どこへ行ったのかは、もちろん誰も知りません。

 

405: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/20(火) 14:48

旅先で知り合ったアニキに聞かせてもらった話。

このアニキが昔、長野と岐阜の県境あたりを旅していたころ、
山あいの小さな集落を通りかかった。陽も暮れ掛けて夕焼け空に
照らされた小さい村の約半数近くが廃屋で、残りの半数近くも
結構古い建物ばかり。そして、小さい学校らしき建物にはちゃんと
校庭もあった。

季節は夏で、このアニキは今日はここで野宿することに決め、
校庭と校舎の間にある階段(幅6~7mくらい)に腰掛けて
くつろいでいた。夜になりタバコを吸いながら何気なく周りを
見渡すと、月明かりでかろうじて物が見えるほどの暗いなかを
校庭の向こう側からこちらに向かって誰かが歩いてくるのが
見えた。それは24、5歳くらいの女の人で、白っぽい服を着ていた。

最初はアニキも期待はしたけど、その人が近くまで来たときには
むしろ不安がよぎっていた。その人はずっと笑いつづけていたから。
しかもアニキと同じように階段の端っこに腰掛け、ずっと笑い
続けている。ヘタに動くと余計マズいんじゃないかと、アニキは
とても緊張していた。スキを見て逃げようとすればするほど余計に
怖くなる。が、他に行き場がないし、旅の疲れも溜まっているので、
いつしか眠ってしまっていたそうだ。朝になって目がさめると夕べの
気のふれた女はいなくなっていた。でも、着ていたシャツのあちこちに
女の人の手で触ったような汚れというか、跡がついていたそうだ。

近所の人にこの辺りでちょっとおかしい人はいないか
聞いてみても、知らないという。
このアニキ曰く、ヘタなユーレイよりも生きている
人間の方が怖いんだそうだ。

すんませんね、怖くなくて。

 

406: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/20(火) 15:21

プチネタですが、つまんない体験談を。

私が母校在学中の花の女子大生だった頃のお話です。
私の学科用の校舎は新設されたばかりでまだぴかぴか。最上階には
視聴覚設備用の特別教室があり、その上にパイプスペース用の小部屋だけが
ある階がありました。というより、階段がその階分だけ上に突き出してて、
階段にへばりつくように小部屋があった、という感じです。
私と友達たちは、施錠されてないのをいいことによくその小部屋に
いりびたっていました。荷物を置いたり更衣室にしたり、空き時間に
ただ雑魚寝してたり(^^;)←女子大の実態なんてこんなもの。

その部屋には、押し上げ式の窓がひとつだけあり、夏の暑い日のこと
だったので、私はその窓をできるだけ開け(押し上げ式なので全開に
できない)、首を突き出して涼んでいました。
すると、視界の隅っこを何かがよぎりました。
なぜか「あれ?女の子だ?」と思いました。黄色のゴムまり持った、
「トイレの花子さん」みたいなオカッパで白ブラウスに赤い
吊スカートの。ちらっと見えただけだったのですが・・・
首をひっこめて「ねえ、子供が遊んでる。こんな暑いのに元気だよね」
と友達に声をかけると、怪訝な顔をされました。

それでハッと気づきました。こんな場所で遊んでいておっこちでも
したら大変です。慌ててもう一度首を突き出してみたら・・・

いません。見渡す限り、子供なんていません。

眼下は切り立った校舎の壁で、おっこちたら死にますってくらいの
高さとコンクリです。(おちてませんでした)
学校自体が山の中腹に建っていたので、実質5階に相当する階なのに
1階下くらいの高さのお向かいさんには山の地面があります。
校舎と山の間は・・・5mくらい離れていたでしょうか・・・

山の中はゴルフ場。手前は校舎で切り立った崖状態。住宅地ならいざ
知らず、こんなところに子供が迷い込んでこれるはずはありません。
大体、長袖白ブラウス着てたってこともおかしいです。
真夏まっさかりに・・・
そこではじめて、ゾッとしました。
「私、いったいなにを見たの?」

いわく因縁後日談、なにもありません。私の見間違いかもしれません。
でも、私は絶対に見た・・・と思うんだけどなぁ・・・

 

408: ポテト 2001/02/20(火) 16:46
連ぷちネタでスマリ
以前、つきあってた彼女に聞いた話。
小学校4or5年生くらいの頃、夜中に枕もとに気配を
感じ目を覚ますと白装束に狐の面(よくお稲荷さんなんかにある
白地に赤や金で目鼻が描かれたもの)を被った何者かが立って
こちらを見ていたそうです。
何をするわけでもなくじっと見つめるだけのその何者かは、
確かに人の形はしていたものの明らかに人間ではないのが
はっきりと判った(ソースは本人にも不明)といいます。
恐さでたまらず泣き出すと隣の部屋からお母さんが来て
「シッ!シッ!でていきな!!」(ワラタ)と猫や犬を追い払うそぶり
をすると黙って消えたそうです。
後日お母さんにその夜の事を聞くと「あぁ?ありゃ狐だYo!」
とあっさり流されそれ以上聞かなかったそうです。

 

411: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/20(火) 17:33

幽霊じゃないけど3年前グアムにダイビングに行った時、
名古屋から来たダイバーからこんな話を聞いた。

その人が90年4月にインドネシアの小さな漁村で
1週間滞在して潜っていた時の事。

2日目の深夜、ゴオオオオオッ!!という爆音のようなもの
で目が覚めた。それは海の方から聞こえたそうだ。
その時空に光線のようなものがはしったそうだ。
雷にしてはおかしいのでジェット機でも墜落したんじゃ
ないだろうかと思いつつもすぐ眠ってしまった。

それから3日後、浜辺でビール飲んでいたら
砂浜の10メートルほど離れた所で原住民達の
人だかりが何やらけたたましく騒いでいる。
数人がかりで魚網を引き上げたばかりらしく、女子供も
群がっていたのだが、それにしてはただ事ではないらしい。
よほど大物でもかかったのかなと思い、彼も見に行った。

確かに大漁で、砂浜の上には沢山の魚が撒き散らされていた。
その中に3mはあるサメがかかっていた。
サメは既に死んでおり、腹が少し膨れていた。
子持ちザメかと思い覗きこんでゾッした。

切り裂かれたサメの腹から、身長150cm足らずの
子供の死体のようなものが内臓にまみれてはみ出していた。

胸から下はちぎれてなく、溶けかかっていたものの
それは明らかに人間の姿ではなかった。

というか地球人ではなかった。

UFO番組なんかで良く見る異性人『グレイ』そっくりだった。

そしてサメの頭部にはバーナーで焼いたような
30cmほどの焼け焦げた傷があったそうだ。

 

412: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/20(火) 19:00

ある病院に残り三ヶ月の命と診断されている女の子がいました。
友達が二人お見舞いに来た時に、その子のお母さんはまだ、
その子の体がベットの上で起こせるうちに最後に写真を撮ろう
とおもい、病気の子を真ん中にして三人の写真を撮りました。

結局それから一週間ほどで急に容体が悪くなり、三ヶ月ともたずに
その子はなくなってしまいました。
葬式も終わり、多少落ち着きを取り戻したお母さんはある日、
病院で撮った写真の事を思い出しました。それを現像に出し取りにいって
見てみると、その写真が見つかりません。写真屋さんに聞いてみると、
「いや、現像に失敗して、、、」というそうです。不審に思ったお母さんは
娘の生前の最後の写真だからとしつこく写真屋さんに迫ったそうです。
写真屋さんもしぶしぶ写真をとりだし、「見ない方がいいと思いますけれど、
驚かないで下さいね。」と写真を見せてくれました。

そこには、三人の女の子が写ってましたが、真ん中の亡くなった女の子だけが
ミイラのような状態で写っていたそうです。

続きます。

 

413: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/20(火) 19:07

続き

それを見たお母さんはとても驚きましたが、供養して
もらうといい写真を持ち帰りました。それにしても恐ろしい
写真だったため霊能者のところに供養してもらう時に
これは何かを暗示してしているのではないかとたずねました。
すると、霊能者は言いたがりません。やはり無理に頼み込んで
話を聞ける事になりました。その霊能者が言うには、

「残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。」

今まで聞いた中で一番恐かった話です。

 

432: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/20(火) 21:39
因果応報の話かどうかわかりませんが。
367で書いた、家の他の話です。
夫の生みの母親は子宮筋腫の手術をするのに、霊能者にみてもらって
或る、近所の病院で手術をしました。
しかし、医療過誤?で亡くなってしまったのです。
そして、一年しないぐらいに父親は後添えを向かえました。
しかし、その後妻が来る前に、まだ子供だった夫と母親が生前仲良しだった
近所の奥さんが同じ夢を見たのです。
仏間で悲しそうに「私の居場所がない」といっている夢でした。
その後、五年ぐらいで後添えはガンで死亡しました。
そして、また、しばらくして父親は妻を貰いました。
現在、夫には三番目になるその奥さんもガンのため何回か入院しています。

 

444: 場繋ぎ小話。 2001/02/21(水) 01:30

場繋ぎに、ほんの小話でも。

中学生のころのある正月、友人2人と私とで初日の出を見に行くことになりました。
朝方の5時ごろ、日の出までまだ間があったので友人の部屋(2階)にとりあえずお邪魔、
炬燵を3人で囲むことに。
しばらくして家主の友人が階下にお茶を入れにいき、私は階下への階段を背にする壁側に、
もう1人の友人は私の斜め前に座り、2人でぼんやりしていました。
すると私の背後で人の足音が。
とん、とん、とん、という音は、明らかに階段を上っています。
「あー、えらい早いにお茶いれてくれたなあ…」と思い、家主の友人が部屋に入ってくるのを
待ちました。しかし、足音がやんでも部屋のドアは開きません。
「寒いのに廊下で何やっとんの…?」と思い、ドアを開けようと振りかえろうとしたとき。
私の背後、つまり私の背中と壁との間を すっ… と横切る影を感じました。
「今の何?」と思うと同時、「これは何か『コワイ』もんだ!」という、ぞっとする感覚が
背筋に走りました。

 

445: 場繋ぎ小話。 2001/02/21(水) 01:32

小話のくせに長くなってすいません

しかし、ここでもう一人の友人まで怖がらせてはならないと思い、
私は友人の方に向き直りました。
「なあ、さっきな…」
そのまま無理に明るく、友人に話しかけようとしました。
しかし向き直った友人の方が、私の方をじっと凝視しています。
「ど、どしたん?」
と驚いて聞いた私に、友人が一言。
「今、あんたの後ろを誰かが通っていった・・・。」

そのまま2人で1分ほど固まっているところに、家主の友人がやっと
階段を上がってきて
「何あんたら無口になっとんの?」
と不思議がられました。
(勿論、足音は彼女の悪戯などではありませんでした)。

今となってみるとたいしたことない話ですが、このときには正月気分なぞ
銀河のかなたに吹き飛びました…。

 

448: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/21(水) 02:26

404です。場つなぎに、今度は私の体験談です。プチネタですが。

これは私が中学生の頃です。
朝練のために、朝早く登校した私の友達が、運悪く、学校の側の川
(といってもほとんど用水路くらいの川幅しかないところですが)で
自殺したおばあさんを見つけてしまったのです。
その日はもちろん大騒ぎになり、友達も警察で事情聴取を受けました。
後から聞いた話では、そのおばあさんは長らく病気を患っており、
それを苦にしての自殺だったらしいのですが、当時の私たちには
そのような汚いヘドロだらけの川で自殺するということが信じられず、
あれは他殺に違いないと、いろいろ想像を巡らしては騒いでおりました。
当時流行っていたコックリさんに、自殺した方のことを聞いたりする
子もいました。そのメンバーには私も入っていたのですが。

それから10日も経たないある夜のこと。
二段ベッドの上で寝ていた私は、夏でもないのにひどく寝苦しく感じて
目を覚ましました。
するとそこには、天井いっぱいに広がる老婆の顔が……
その顔は怒りに満ち溢れていました。同時に金縛りにあい、私は声を
出すことすらできませんでした。目を閉じても、気配は続いてました。
私はひたすら心の中で「ごめんなさい」と繰り返しました。
気が付くと、いつの間にか朝でした。眠ったのか気を失ったのか、記憶は
定かではありません。
あれが亡くなった方からの警告だったのか、コックリさんの悪戯かは
わかりませんが、その日から私がその話題に近づくことはありませんでした。

 

464: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/22(木) 12:51

知人から聞いた話なんだけどね。

ある4人グループで(男2女2)廃墟になったビルに
肝試しに行こうってことになったんだ。
その男2人はけっこうワルで有名だったらしいんだけど。
そこはとにかく出る出るって噂の廃墟ビルなんだ。
4人は中に入っておもしろおかしく荒してたりしてたみたいなんだけど、
不意にグループの一人の霊感の強い女の子が
もう帰ろう、もう止めようって言い出してきたんだって。
そしたら男達がなんだよ、ってムカついたみたいで。
その女の子を一人ビルの中の部屋に閉じ込めて、
絶対に中からは出られないように置き去りにしてきたんだよ。
そのままそいつらは女の子を1晩だったかな、放置したみたいで。
で次に女の子を出してやろうと様子を見に行ったら、
その女の子は部屋の隅でうずくまりながらぶつぶつつぶやいてた。
それで髪は真っ白、精神状態にも異常をきたしちゃったんだって。
その後入院したりしてだいぶ元気になったらしいけどね。

ていうか、これ書いてる途中いきなりCDが音飛びしてビビッた。。
廃墟ビルに閉じ込められて放置なんて、普通は発狂するよ、そりゃ。

 

466: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/22(木) 13:18

ぷちネタっす。いや~、シャレになんない話が多い中でお恥ずかしいっす
けど、マターリして下さい。

霊感少女を自認してたリアル厨房の頃。
霊感を強くする訓練(精進潔斎や水垢離等)もがんばっていました。
その甲斐あってか、思い込みか、幽体離脱や金縛りも順調に経験し、
笑っちゃうほどオーラが見えた・・・ような気になっていたり(^^;)
そんなこんなのある夜のこと。階段をあがってくる足音がしました。
てっきり、隣室の姉貴だと思っていたところ、あがりきったあたりで
足音が止まりました。(みしみし、じゃなくて、とんとんとんと
いう足音なので、建材のキシミ説は却下です(笑))

「え?」と思う間もなく、ドーン!バリバリッ!とすさまじい音!
近距離に雷が落ちたのかと思ったほどの音でした。
雷が嫌いなので、ベッドにとびこんで布団をひっかぶって震えていた
のですが、隣室の境になっている板戸(引き戸)が震えるほど音がしました。

音が響くたびにびくびくしながら、くせになっていた般若心経をココロで
唱えていました。おそるおそる布団から出たのは30分後くらいでしょうか・・・
隣の部屋からは姉貴がかけてる中島みゆきのテープの音がしていました。

「すごい音したけど・・・雷?」と壁越しに声をかけると、姉貴は
「はぁ?なにいってんねん?」といぶかしげな声で返事をしました。
その夜は雷どころか、雨ひとつぶ降っていなかったのです。

もちろん、隣の部屋に*ずっといた*姉貴は、そんな音は聞いて
いませんでした。そもそも、夕食後はすぐに部屋にこもってしまい、
トイレにすら降りていない、と言われました。

半泣きで「ラップ音って、ピチッとかパシッ程度じゃないのぉ?」とか
「ひょっとして浮遊霊とかぁ?」などと思いながら、お清めの塩で結界を
ひいて、その夜は寝ました。
朝起きてみたら、北東の鬼門方向の盛り塩だけが、ぐしゃぐしゃに
なっていました。もちろん、隙間風で崩れた、ということも考えられますが。

それ以来、霊感を強くする訓練は一切止めました。今、結婚してますが、
霊感はカケラもないと思います(笑)

 

468: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/22(木) 13:39

小ネタです。

私は、初詣は必ず地元の氏神、という家庭に育ったせいか、地元の
神社=近所の世話役のオジサン・オバサン的イメージを持っています。
だもので、引っ越し先や旅行先で神社を見かけると、
「ちょいとご近所に越してきました。よろしくお願いします」
「軒先をしばらくお借りしますが、どうかよろしく」といった感じで
お参りをする方です。信心というより、挨拶という感じで。

千葉のとある町に引っ越した時、散歩中に小さな神社があるのに
気づきました。休日で晴天でご機嫌で暇だったので、「おや、こんな
ところに弁天さんが。そんじゃ、ご挨拶していこうかな」と連れと
一緒に鳥居をくぐりました。

その途端、ぞぞっと寒気が走りました。ちりけもとがそそけたつとは
まさにこのこと。たかだか3mくらいの参道なのですが、どうしても
足が前に進みません。連れも心なしか青ざめた顔をしています。

「ごめん・・・ちょっと・・・」ともごもご呟きながら、わたしはじりじりと
後ずさって元の道に戻りました。鳥居からちょっと離れたとたん、わけの
わからない恐怖がこみあげてきました。
連れと顔を見合わせたとたん、二人ともまったく同時に駆け出しました。
というか、逃げ出した、という方が正しいでしょう。

なぜなのか、今でもわかりません。連れも「なんかすごく恐くなった」と
しか言いません。
でも、その地に住まっている間、その弁天さんのある小道には二度と足を
向けませんでした。
あの叫び出したくなるほどの恐怖感がどこからきたのか、今もって謎です。
どっとはらい。

 

475: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/02/22(木) 17:00

小学生の頃のお話。
W県です。通学路の途中にいつも西洋人形を抱いている
おばあさんがいました。そして、通りかかる小学生に『ウチに寄っていき~』
等、話しかけるのでかなり有名でした。
子供同士のウワサでは「家にあがると殺される」だの色々な噂が飛び交って
いました。
ある日、友人が「人形ばあさんの家に行ってみよう」といって学校の帰りに
寄ったのです。(もちろん、かなりビビりながら)
そうしたら、家の中は。
そう、皆さんの予想通り。

数え切れない程の人形。

その時は怖くて走って逃げましたが、大人になった今思いかえすと
少し、切ない気がします。
怖い話とは違うかもしれませんが・・・。お粗末様でした。

 

479: 名無し三等兵 2001/02/23(金) 00:26

小ネタを一つ。

私がまだ小学1年生の頃の話。
同じクラスに、給食のパンが嫌いで食べずに机の中に隠す男の子(O君とします)
がいました。
そしてそれを1ヶ月くらい経ってもそのままにしておくものだから、机の中の
パンがカビて異臭を放つまでになってました。
それをO君に言っても一向に片づけようとしないので、その匂いにガマンでき
なくなった私を含めたクラスの子6人(男女3人ずつ)で、O君の机の中のパ
ンを引き出しごと先生の所に持って行って見てもらい、O君を注意してもらお
う、という事になりました。

行動に移したのは土曜日のお昼だったと思います。皆下校して、一旦家に帰っ
てからもう一度学校に集まり、誰もいなくなった教室に6人で入りました。
そしてO君の机を囲み、引き出しを開けました。引き出しを開けたのは私でし
た。そして、思った以上にカオスな状態のパンを見て、皆
「うわ~何これ」
「きたな~」
などと口々に言っていたその時です。

何かが飛んできて、私の左目の真下に思いっきり突き刺さりました。

突然激しい痛みが走ります。
何が起こったかわからず、左目を押さえて唸り声を上げる私。
カラーン、と何か床に落ちる音がしました。
「どうしたの?!」と皆が言うので、「何か刺さった~!」と泣きながら言うと、
一人の男の子が「これやな?」と、何かを拾って差し出しました。

 

480: 名無し三等兵 2001/02/23(金) 00:27

それは、O君の絵の具筆でした。

絵の具筆の柄の部分が、私の左目をめがけて飛んできたのです。
「なんで・・・?」皆、言いました。
普通、絵の具筆は絵の具セットにしまってあり、セット自体は机の横に引っ掛ける
か、教室の後ろのロッカーにしまう事になってましたので、筆だけが外に出ている
事はまずないのです。お昼前に教室掃除をしたすぐ後ですから、尚更です。
一緒に行った誰かがやったという事もなさそうです。皆手ぶらでしたし、机を囲む
形で体を寄せてましたので、そんな素振りがあれば隣の子が気付いたでしょうから。

気味が悪くなり、O君の机から離れました。そして、皆同じ事を考えてました。
というのも、このO君の1つ上のお兄さんが2ヶ月ほど前に亡くなっていたのです。
弟をいじめるな、と、一番に引き出しを開けた私に罰を与えたのかもしれません。
もちろん真相はわかりませんけど・・・。
この事があって、先生に言いつける気などなくなった私たちは引き出しを元に戻し
そのまま帰りました。

私の左目はしばらくの間、下の方が赤く腫れていました。
もしこれが目に刺さっていたら・・・と、今でも時々思い出し、ゾッとする事があ
ります。これで終わりです。
ここを見ていて思い出したので、書き込みしました。
全然怖くないですね~。本当に小ネタで申し訳ない。

 

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