死ぬ程洒落にならない話集めてみない?PART4!
http://piza.2ch.net/test/read.cgi/occult/983455806/
野村よっちゃんのお姉さんの体験談を書きます。
知ってたらごめんよ。
お姉さん(Oさんで)がどこぞにお勤めしてた時の事。
その日もいつも通り仕事を終え、いつも通りに帰宅した。
当時Oさんは親元で暮らしていた。
普通の一軒家だったとの事。
ところがおかしい。
玄関に着いたのだが、何故か家には入りたくない。
こんな事は初めてだった。
「疲れているのね」そう思って家に入った。
家族と食事を済ませ、風呂にも入った。いつも通りだった。
「もう寝る」
居間でくつろぐみなにそう言い、自分の部屋のある二階へと向
かおうとした。
ここでまたおかしな感覚をおぼえる。
上がりたくない、何故かわからぬがそう思った。
けど明日も早いし、家族とテレビを見る気も湧かない。
疲れから来る感覚だと思いそのまま二階へと上がって行った。
Oさんの部屋は二階突き当たりの左側。
なにも変わったとこはない。
が、部屋の前で再び嫌な感覚におそわれた。
さすがにいらぬ事を考えてしまう。
けど家族を呼ぶのも馬鹿らしいし、取り合ってくれないだろう。
意を決してドアを開けた。
窓もベッドもいつも通りだった。
なんだか急に白けてしまい、服を片付けるとそのまま布団に潜
ってしまった。
疲れていたのだろう、すぐに眠くなって来た。
続く。
続き。
どれ位寝ていただろう。
Oさんはフッと目を覚ましてしまった。
まだ階下からはテレビの音が聞こえて来る。
少し喉が乾いていたが、気にせず眠ろうとした。
Oさんは、右向きの姿勢で丸くなって寝るクセがあった。
その部屋からすると顔を窓の方に向けて寝ている事になる。
気の性か、どこからかギーシ、ギーシと音が聞こえる。
何かが揺れてきしむような不思議な音。
Oさんはなんだろうと思いながらも気が遠くなっていった。
また目が覚めてしまった。
ベッドランプを付けて時間を確かめてみた。
「まだこんな時間」
少し不機嫌になりながらランプを消した。
ギーシ、ギーシ。
何の音?そう思いながらまどろんで行く。
こころなしかさっきより音が大きい気がした。
再び目が覚めてしまった。完全にあの音のせいだ。
「まったくなんなのよ」
こんなに何度も目が覚めるのはめずらしい事だった。
ランプを付けて時計を見る。
あれから二時間しか立っていない。
明日も早い、少しでも寝ておきたい。
そう考えてランプを消した。
目をつぶる。
あの音が聞こえる。
なぜか妙に近くから聞こえる気がする。
フッと恐怖感が湧いて来た。部屋の中?
ドアに背を向ける格好で寝ていたOさんの後ろから音がする。
ギーシ、ギーシ、ギーシ。
一定のリズムで聞こえてくる。
ギーシ、ギーシ、ギーシ。
何故か寒気がして来た。
続く。
続き。
Oさんは、自然と震えてしまう自分が恐くなってしまう。
今までこういう経験はした事がなかった。
ギーシ、ギーシ、ギーシ。
それを見透かすかの様にあの音は続く。
ものすごく喉が乾いていた。
「そうだ、下に行けばまだ母さんが起きてるかも」
もう一度ランプを付け時計を見てみる。
夜更かし好きの母なら起きている時間だった。
少し安心する事が出来た。
ふと時計の文字盤に何かが映り込んでいるのに気づく。
自分の背後で何かが揺れている。
恐怖が体を突き抜ける。
その時。
「オイ」
男の声。低い声。自分を呼んでいる。
Oさんは勢いよく振り返った。
天井から下がる電気の紐。
そこに男が片手でぶら下がっていた。
下半身が無かった。
片手をメチャクチャに振り回していた。
「ギャハハハハハハー」
突然もの凄い形相で笑い出した。
Oさんは気を失ってしまった。
・・・以上よっちゃんのお姉さんの体験談でした。
よっちゃんがヘラヘラしながら語ってるのがヤだった~。
しかもぶら下がり男の実演付き、かなりへこみました。
有名な話だったらごめんよ。
またなんか思い出したら書き込みます。
あ、森久美子のはどーよ?
知ってるかい?
森公美子の話って、いつだか徹子の部屋で話してたヤツかな?
死んでしまった友達が訪ねてくる話。
すごく不思議な話だけど、ぜんぜん怖いと感じない話だよ。
概要は、死んだ友達が夜中に訪ねてきて、いろいろ話をする。
森公美子はその間にキッチンへ行って飲み物を飲んだりしたし、
会話の内容をティッシュの箱にメモったりするの。
で、それが翌朝になってもちゃんと残ってたというもの。
ティッシュに書いた内容というのは、森と死んだ友達の共通の知人に
伝言を頼まれたもので、その内容は森が知るはずもなかったものであり、
後日共通の知人にそれを話したところとてもビックリされたという話。
友達は確か事故死だったかと思う。
森久美子の体験談。
久美子が友人三人と旅行に行った時の事。
とある旅館で一泊する事になっていた。有名な旅館との事。
食事をおおいに楽しむとあとは寝るだけ。
寝床は結構な広さの和室だった。
生け花や掛け軸、日本人形が飾ってあった。
四組みの布団に各自潜り込むと、疲れからか一人、また一人
と眠りに入っていく。
久美子も眠くなって来た。
スーッ、スーッという寝息が耳に心地良い。
ところがふと気付く。
四人で寝ているのに聞こえてくる寝息が多い気がする。
あれ?部屋を見回して見た。
友人達は気持ち良さそうに眠っている。
気の性か。そう思いながら寝返りを打った。
ふと目に入ってきたモノ。
赤い着物の日本人形だった。
最初に見た時は確か舞を模したポーズだったのに何か変だ。
おまけに物音まで聞こえて来た。
フーッ、フーッ、フーッ、息苦しそうな呼吸の音。
バサッ、バサッ、バサッ、何の音?
目を凝らして人形をよく見てみる。
動いていた。
両手をゆっくり上げては降り下ろす
両手をゆっくり上げては降り下ろす、その繰り返し。
そしてその度にフーッ、バサッ。
久美子は思わず小さな声を上げてしまった。
その声に気付いたのか、人形は久美子の方に向き直る。
そして一言。
「見るな」
久美子は気を失った。
以上、森久美子の体験談でした。
これを読んだ友人からチェック入りました。
「森久美子」と書いてたけど正しくは「森公実子」との事。
公実子に懺悔。←も違ってたら逝く予定。
この話してる時の公実子ちゃんたら絶品でしたよ。
『バサッ』の動き再現はまるでおもちゃ。かわいい等と。
また書いていいですか?