死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?
PART9http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1006021763/
ある製紙会社でのお話です。
製紙会社には検査課という部署があり、その日の紙の質を検査します。
ある日「今日の紙はちょっと油っぽくない?」という日があったそうです。
その日は製造現場の人が一人行方不明になっていた日だったそうです。
そうです。行方不明になった人は・・・機械の中に落ちて紙になってしまって
いたのでした・・・。
つづいて、あるフィルム会社のお話です。
製紙会社につづいてマジレスです。
こちらでも、製造の人が行方不明になってしまい、それでどこで
見つかったかというと、フィルムはすごく巨大なロールに巻き取られて
出荷されるのですが、そのロールの中に巻き込まれて、巻かれていた
そうです。
でも、すごい圧力で巻き取られるので、外見からは、他のロールと
判別できなかったそうです・・・。
うちの会社じゃ、溶鉱炉に落ちて鉄になった人ならいたYO!
>>542
水を注すようで申し訳ないが・・・
プロレタリア文学に、セメント工場を舞台にした
似たような話があるね。「樽の中の手紙」だったかな。
作者は忘れた。
遠心分離でもしなければどんなに潰しても血だけは残ると思うので、
多分作り話だろう。
作り話なのが悪いってわけじゃなくて、
以下製品が延々と続くのを防ぐために・・・
ある労働者がセメント樽の中身をミキサーの中に入れていると
中から木箱が出てきた。その木箱を開けてみると中には手紙が
一通あった。それはセメント袋を縫う女工が書いたもので、
その手紙に拠ると、彼女の恋人は破砕器に石を入れる仕事をしていた
のだが、ある朝大きな石を入れる時にその石と共に破砕器の中に
嵌ってしまったらしい。仲間が助け出そうとしたが間に合わず、
石と恋人の体は砕け合って、赤い細い石になって出てきた。
そしてその石はさらに細かく砕かれ、焼かれてセメントになった。
自分の恋人はセメントになってしまった。そこで恋人はセメント樽の
中に手紙をそっと仕舞い込んだのだった。
彼女はせめてそのセメントがいつ、どこで、どんな場所に使われたのかを
教えてもらいたくてその手紙を書いたのである。
手紙を読んだ労働者は、現代資本主義の巨大な動きの中で、無力な労働者
がその犠牲になって無視されている現実に気付いて憤りを覚えるが、
同じ立場にありながら何もできない自分のやりきれなさを、せめて
酔いに紛らわせようとするのであった。