死ぬ程洒落にならない話を集めてみない? PART10
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長文です。スマソ
子供を産んでからはさっぱりな私も、それ以前はちょこちょこ見たりしてて、
その中で1番(本人は)怖かった話。
今から10年ほど前の7月、今の旦那とワケありで古い一軒家で同棲し始めた時、
生理痛がひどくて会社から早退してきた私は家の扉を開けると、
玄関のすぐ左横にある階段を「タン、タン、タン」と勢いよく上がっていく足音が。
あまりのリアルさと、生理痛の痛みで朦朧としていた私は、
特に疑うこともなく「Nちゃんも帰ってるの~?」と声をかけた。
でも返事はなし。
その時は「聞こえないのかなー」ぐらいに思って、取りあえずすぐにでも寝たい、と
入ってすぐ右の台所で化粧を落とし洗顔を始めると、背後からミシミシ階段を降りてくる足音が。
(台所の後ろに階段がある)
その足音の密やかな雰囲気と曖昧さに、
さすがに「これは・・・」とその時点で気付いたんだけど、
もうどうしようもないのでそのまま洗顔を続けていたところ、
すぐ後ろまで足音と気配がきた! と思った瞬間、
「ガッッ!!」Σ(゚ロ゚lll っと大きな手に頭を上から掴まれました。
あまりの恐怖に声すら上げられず、取りあえず無心に化粧を落としていたら
いつの間にか気配は消えてました。
で、当時はよく2階を歩きまわる音が聞こえたんだけど、
その時は「この家も安普請だから、隣の家の人が歩く音が響くなー」ぐらいに思ってたんだけど、
今から思えばあれは霊が歩く音だったみたい。
2階には部屋が2つあって、間はそこそこ重い横引き戸で区切られてるんだけど、
何度閉めても次に気付くと開いていて、
1度今の旦那に話して、2人で閉めに行って、(旦那が開けている可能性もあったので)
次の日2人でもう1度見に行ったらやっぱり開いていて、2人してゾーッとなったこともあった。
でもその年の8月のお盆を過ぎた辺りから、そういうのはパッタリやんで、
あれは一体なんだったんだろう? って感じ。
特に身に危険は感じなかったので、特に害のある霊じゃなかったんだろうけど、
旦那はお母さんが3歳の時乳ガンで、お父さんが中2の時に交通事故でなくなってるので、
もしかしたらどちらかが、お盆を利用して、同棲相手(私)を見にきてたのかもね。
またそれとは違う話なんだけど、子供を産んで丸4年のうち、1度だけ霊をみたんだけど、
ネットで知り合った10歳年下の、とある女の子は自殺願望の強いコで、
心に闇をもっているっていうタイプだったのね。
で、縁あって知り合ってのでイロイロと面倒を見てたんだけど、
そのコの家に遊びに行こうとすると様々な邪魔が入るの。
車が運転できないくらいの局地的な雷雨(天気予報では晴れ)が降ったり、
すごい腹痛を起こしたり、家族や友達からいきなり長電話がかかってきたり・・・・
で、ある日も何とか遊びに行って、深夜そのコの家のコタツでウトウトしていたんだけど、
頭を誰かが掠める感覚がして、目を開けたら、
若い男のコ(20歳ぐらい)とおじさん(30歳ぐらい)が私の隣で寝ていたそのコの枕元に立って、
寂しげな瞳でじっと見下ろしてました。
その霊にとっては自分達が縋っている相手が私とつきあうことで、
縋れなくなる(共鳴できなくなる)のが寂しかったんだろうけど・・・
でも所詮私に霊障を起こすような輩だったし、
(彼女の家から帰るたびに1週間ぐらい具合が悪くなる)
その後いきなり彼女から一方的に絶縁宣言だされたり、
下の子を妊娠したのもあって、「もうそろそろ潮時かなー」なんて思ってあっさり身を引きました。
なので彼女がその後どうなったか判らないです。
でもきっと今もその男たちと同じ空間で暮らしてるんでしょうね・・・