死ぬ程洒落にならない話を集めてみない Part14
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1021887980/
もう2~3年以上前になるかしら
以前行き付けだったゲーセンは
なぜだか知らないが必ず10時に閉店してた。
元々寂れたゲーセンじゃあなかったし、
大学の近くだったせいか、夜でも客は常に居た。
それでも店の親爺はわざわざ客を追い出してまで
(勿論、相手がドキュソだったりしても)
10時には必ず店を閉めていた。
行き付けだったせいか俺はその親爺と知り合いだった。
(といっても街で会ったら軽く挨拶する程度だけど)
ある日、俺が19XX(なかなか終わんないのよね、これ)
やってる時に、おやじが店を閉めると言い出した。
俺「何でいつもこんな早く閉めるんだよー」
無言でシャッターを閉め始める親爺。
周りの奴はぶつくさいいながらも店を
後にして行く。
むかついた俺はそんな親爺を尻目に1人ゲームを続けた。
「終わったら帰るからもうちょっとやらせてくれよ」
とかいいながら。
しばらくして面クリアのデモの最中、ふと後ろを見ると、
様子が変だ。
そこのゲーセンの扉はガラス張りなんだが、
その扉にぴったり張り付いてこっち見てる奴がいる。
シャッターしめた筈なのに。
驚いて動けない俺の横で、親爺が言う
「こんくらいの時間になるとな、たまに
ああいうのが見えちまうんだ、ここは。」
俺は親爺と二人裏口から店を出た。
そこの店はその後も代わり無く営業してる。
長文スマン 書いてみると他愛も無い話・・・