死ぬ程洒落にならない話を集めてみない? Part15
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1026564993/
そんなに怖くもない話なので読み流してください。
今から5年くらい前の夏に、神奈川から青森まで1人で車を運転して旅行に行きました。
行きは高速道路を使って行ったのですが、帰りは高速代をケチって国道4号線で帰ることにしました。しかも、夜の方が道が空いてると思い夜の11時に青森を出発したのです。
車で4号線を走らせていると、しばらくの間は走り屋みたいな車とちらほらとすれ違っていたのですが、青森市街から離れるにしたがって他に走っている車を見かけなくなるようになりました。
この時、初めて後悔しました。首都圏に住んでると、真夜中でも何かしら明かりはあるものです。しかし、市街地から離れた国道4号線はまさに暗闇でした。
試しにライトを消してみると、自分が上下左右どちらを向いているか分からないくらいの暗闇です。その夜は曇りで星の光もありません。
標識に『八甲田山』と書いてあるのを見て、得も言われぬ恐怖を感じたものです。
3時間ほど走り続けた頃でしょうか、カーブを曲がり切ったとたん15、6人の人影が現れました。そして、こちらに向かって一斉に手を振り始めたのです。
..しかし、よく見ると幽霊のたぐいではなく大学生くらいの男女の集団でした。
かなり恐怖を感じていた私は、ホッとして彼らのそばに車をつけ声をかけたのです。
「どうしました?」
続くかもよ↓
↓続きかもよ
若者の代表者らしき男が近寄ってきて言うには「車が事故っちゃいまして..えぇ..怪我人はいないんですけど..あぁ、一緒に走ってた車が1台、街まで助けを呼びに行きました」と、2、3言葉を交わした。..
どう見ても幽霊ではない..しかし、車2台で来たにしては多すぎる人数だ..。しかも、事故ってる車は軽自動車でフロント部分が潰れている。
不思議に思ったが、深く考えないようにして「助けが来るまで頑張ってね」と声をかけて車を走らせた。
....多分、幽霊とかではないと思うが、幽霊ではないとしてもあの暗闇の中で何時間も待ち続ける人たちにしてみれば、洒落になんない話だと思った..。
つまんないけど、たたかないでね。