死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?【Part18】
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1030381228/
A君と仲間が、幽霊が出るという噂のスポットへ行った。
そこは山道で、いくつかのトンネルを抜けたところにある橋だった。
みんな興味半分で行ったものの、目的地が近づくにつれて会話も無くなり
妙に怖い雰囲気になってきた。
そして、心霊スポットの直前にあるトンネルを抜けようとしたとき、
車のボンネットに、血まみれの女が「ドスン」と手を置いてきた。
「ギャアアアアアア!!!!!」
全員が悲鳴をあげ、A君は急ブレーキを踏んだ。
ふと気づくと、A君の車はトンネルを抜けた所にある急カーブで
ガケの下に落ちる直前の所で停まっていた。
「もしかしたら、あの女の人が守ってくれたかもしれないな。」
そう言うと、みんなでガケの方に向かって手を合わせた。
助かった安堵感から、再び車内に会話が戻った。
そのときA君の携帯が鳴り、A君が電話に出てみると、女の声がした。
「落ちればよかったのよ」